USDAの植物丈夫ゾーン9から11までの温暖な地域に住んでいる場合、サツマイモのつるは一年中地面に置いて大丈夫なので、冬の世話は簡単です。 しかし、ゾーン9より北に住んでいる場合は、サツマイモのつるが凍らないよう、冬場の手入れをしましょう。

サツマイモのつるの冬の手入れ

場所があれば、春まで室内に取り込んで観葉植物として育てればいいのです。

サツマイモのつるの越冬

球根状の塊茎は、土のすぐ下に生えています。 塊茎を越冬させるには、つるを地面すれすれに切り、秋の初霜が降りる前に掘り起こすとよいでしょう。

塊茎についた土を軽く払い、ピートモスや砂、バーミキュライトなどを入れた段ボール箱に、触れないようにして保存します。

春になったら塊茎から芽が出るのを確認し、1本ずつ塊茎を切り、少なくとも1本は芽を出します。

また、冬に塊茎を保存する代わりに、新しい培養土を入れた容器に鉢植えし、その容器を室内に入れることもできます。

サツマイモのつるを挿し木で冬越しさせる

秋に霜が降りる前に、サツマイモのつるから10~12インチ(25.5~30.5センチ)の挿し木を数本取ります。 害虫を洗い流すために冷たい流水でよく洗い、きれいな水を張ったガラスの容器や花瓶に挿し木します。

容器は何でも良いですが、根が見えるように透明な花瓶が良いでしょう。

さつまいものつるの冬越しの手入れ

容器を間接日光に当て、数日後に根が張るのを確認します。 この時点で、冬の間は容器に入れたままでも、鉢植えにして春まで室内植物として楽しむこともできます。

水に挿したままにする場合は、水が濁ったり汽水域になったら取り替えます。 水位は根より上に保つようにしましょう。

発根した挿し木を鉢に植える場合は、日当たりのよい場所に鉢を置き、必要に応じて水を与えて、鉢植え用ミックスを軽く湿らせますが、決してベチャベチャにしないようにしましょう。