課題図書の議論への参加

学生は毎週授業前に課題図書を読み終え、セミナー中の議論に貢献することが期待されています。 良い参加とは、リーディングの全てを理解していることを前提とするものではなく、良い質問が良い参加となるのです。

1回のプレゼンテーション

各学生はリーディングに関連した質問について学期中に1回プレゼンテーションを行います。 初回の授業で、各受講生の発表の日程と質問を割り振ります。 発表時間は15-20分です。 発表の目的は、その週に出された質問に答えることであり、それは指定された様々な読み物から導き出されます。 弱いプレゼンテーションは、単にリーディングを要約するだけです(例:「スミスはXと言い、ジョーンズはYと言う」)。

  • その質問に関する研究で扱う必要のある重要な概念的問題を記述する(例:交渉に関するプレゼンテーションでは、アジェンダパワーとは何かについて説明する必要があるかもしれない、選挙制度に関するプレゼンテーションでは、戦略的投票とは何かについて説明する必要があるかもしれないなど)
  • その問題に関する文献における主要な議論/論争を記述する(例:「スミスはX、ジョーンズはYと言う。 汚職に関する発表では、汚職レベルに影響を与えるとされる様々なタイプの変数-レジームタイプ、地方分権、選挙規則、政治文化など-を指摘するかもしれない)
  • その問題に関する研究で直面している困難な方法論問題を記述する(例:政党数に対する選挙規則の効果に関する発表では、規則によってどの種の政党が生き残るか、あるいは政党が規則を選択するかという内生性の問題を議論することができるかもしれない)。
  • 批判を行い、将来の研究の道筋を提案する。

発表の背景として、あるいはそのトピックに関するオリジナルの研究論文を作成する準備として、そのトピックに関する追加の読書をしたい学生は、リエラ教授に追加の読書の推奨について相談する必要があります。

Two critical summaries/response papers

各受講生は、選択した必読文献について2つのcritical summaries/response paper(5ページ以内)を提出しなければならない。

1本のオリジナル研究論文

各受講生は、公的制度が民主政治にいかに影響を与えるかという点についてオリジナル研究論文を書かなければならない。 学生は学期中にリエラ教授にテーマ候補について相談してください。 授業最終日までに、研究計画書を提出してください。研究計画書には、検討すべき中心的な問題と、その問題がなぜ重要で興味深いのかを述べ、提案する研究がどのようにその問題に取り組むのかを簡潔に説明し、関連文献の予備文献リストを含んでいる必要があります。