東京都中野区は、4月からすべての区立中学校の女子生徒の制服にパンツを選ぶことを認めることを決めた。
世田谷区も4月に区立中学校の1年生になる女子生徒にこの選択を与えると、関係者は金曜日に明らかにした。
これらの動きにより、各区は、子供たちがレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーを含む多様な背景を尊重する学校環境を作りたいと考えている。
中野区の酒井直人区長は記者会見で、小学校最終学年の女子児童が「中学校ではズボンを履きたい」とする学級調査結果を手渡したことを受け、「子どもたちの意見を受け止めた」と説明した。
区立10中学校のうち5校ではすでに、天候や移動の必要性に応じて、女子が日常的にスカートとパンツのどちらを着用するかを選択できるようにしている。
中野区教育委員会は、残りの5校でもパンツを選択できるようにすることを確認した。 そのため、区は各校の校長にこの問題について議論するよう要請したと、彼は付け加えた。
世田谷では、学校が適切な準備をすれば、新しい女子中学生はすぐにズボンを履くことができるようになる。
2015年4月、文科省は全国の学校に対し、生徒が自認する性別の制服を着用できるようにするなどの配慮を求めた。
この要請を受けて、女子校の制服をセーラー服風のトップスからブレザーに変え、男子生徒が着用するものと一致させる学校が増えつつあるという。
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gender, セクシュアリティ、学校、女子、制服
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