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空気との塩素反応

塩素酸化物が知られているが、塩素酸化物とは? 塩素(Cl2)は酸素(O2)や窒素(N2)に対して反応性がない。

塩素の水との反応

塩素Cl2は水と反応して次亜塩素酸塩OCl-を生成する。

Cl2(g) + H2O(l) ⇌ OCl-(aq) + 2H+(aq) + Cl-(aq)

塩素とハロゲンとの反応

F2 は塩素 Cl2 と 225℃で反応してハロゲン間種ClFを生成する。 1465>

Cl2(g) + F2(g) → 2ClF(g)

Cl2(g) + 3F2(g) → 2ClF3(g)

より強制的な条件で、過剰のフッ素は350℃、225気圧の条件で塩素、Cl2 と反応し、インターハロゲン種ClF5を形成する。

Cl2(g) + 5F2(g) → 2ClF5(g)

塩素Cl2は気相で臭素Br2と反応し、不安定なハロゲン間種である塩化臭素(I)、ClBrを形成する。

Cl2(g) + Br2(g) → 2ClBr(g)

同様に、塩素Cl2は室温でヨウ素I2と反応し、ヨウ素(I)クロリドClIを形成する。

Cl2(g) + I2(g) → 2ICl(s)

塩素と酸の反応

塩素、Cl2は熱い水性アルカリと反応して塩素酸塩、ClO3-が生成される。 この反応では全塩素の6分の1しか変換されない。

3Cl2(g) + 6OH-(aq) → ClO3-(aq) + 5Cl-(aq) + 3H2O